石破茂、政策至上主義、新潮新書、2018.7.20

日本は大丈夫かとの思いから読みだした。

以下メモ:
P94:日本の核シェルター(避難所)普及率0.02%
    スイス・イスラエル、100%
        ノルウエー98%、シンガポール54%、ソウル100%
P129:
1960年(沖縄含まず)と2015年の日本の社会保障制度に関連したデータ比較
GDP:16.7兆円から532.2兆円 と 32倍
人口:9430万人から1億2,709万人 と 1・35倍
このうち65歳以上の人口:540万人から3,347万人と6.2倍
全人口に占める割合は5.7%から26.3%。(20人から4人にひとりへ)
85歳以上人口は18.8万人が488.7万人と26倍
100歳以上は、144人が6万1,763人と428.9倍
平均寿命は、男性が15歳、女性が17歳伸びる。
国の予算は、1.6兆円から96.3兆円と60倍に、
社会保障制度の支出は0.7兆円が114.9兆円に164.1倍
現在のペースで行くと日本の人口は、
2100年に5,200万人。200年後には1,391万人。300年後には423万人。

目次:
はじめに
1 誠実さ、謙虚さ、正直さを忘れてはならない
2 信じる政策を正面から問うことが求められている
3 丁寧に説明すれば国民は理解してくれる
4 本気で国民の命を守るための議論が求められている
5 国会で本質的な議論をするためには与党の努力が必要である
6 不利益の分配を脱し自由な選択で幸せを実現する
7 選挙で勝つ体制が長期ビジョンを支える
8 何よりも磨くべきは政策である
おわりに
付録 講演「憲法問題について」