木下誠也、地域防災とライフライン防護、コロナ社、2018.10.18
大学の授業、15コマ分の教科書として作られたそうである。
P176:
首都直下地震報告書における被害想定では、おおむね震度6弱以上の地域の火力発電所が運転停止することにより、夏場ピーク時の需要に対して供給力が5割程度に低下し、電力供給が不安定化になるとされた。
さらに、首都直下地震報告書の被害想定において、地震に伴う火災による消失が木造住宅密集地域を中心に最大43万棟、また火災による死者が最大1万6000人にのぼるとされ、このうちの過半が電気に起因する電気火災とされている。電気火災の発生防止対策も重要な課題である。
【目次】
第Ⅰ部 地域の防災
1. 近年の大災害を振り返る P1
2. 地震と津波の情報 P14
3. 防災気象情報 P23
4. 火山の防災情報 P28
5. 脆弱な国土と都市防災 P33
6. 地域の防災活動 P60
7. 災害応急対策 P71
8. 防災訓練・防災教育 P83
9. 市町村長の災害対応 P88
第Ⅱ部 ライフライン防護
10. ライフラインの災害 P102
11. 道路 P116
12. 鉄道 P126
13. 港湾 P138
14. 空港 P142
15. 下水道 P147
16. 水道 P156
17. 電力 P169
18. 石油・ガス P178
19. 情報通信 P185
引用・参考文献
おわりに
用語索引